その白球の先には必ず誰かがいる

2019年2月17日 練習

遂に大阪草野球リーグ2019の開幕を来週に控えて、この日は大阪カープスでは珍しいバッティングに明け暮れた一日となりました。

少し欠席者が立てこみ、シートノックが正規ポジションで行えないこともあって、ある程度基本練習をした後には来週のリーグ開幕に向けて徹底的にバッティング練習を行いました。バッティング練習と言えば少しだれ気味にある傾向がありますが、この日も休憩なしのノンストップ練習が行われ、なかなかこれはこれでハードな練習となりました。
初めはタイミングが合わなかった選手も何度も何度も打席に立つことで徐々に快音が響き始める姿は良いものでした。

上記したようにこの日は高出席者が多く欠席する珍しい日で、いつもとは違うポジションに入った選手が多くいました。
前々から少し声が上がっていたGGのサードや、久しぶりとなるショートのジュンペイなど、いつもとは毛色の違う風景でした。

大阪カープスでは「はい!ココ守りたいです!」が通用しないチームなので、皆色々とそういった気持ちなどは我慢をしながら今あるポジションに誇りをもって取り組んでくれています。それはファーストに真摯に取り組むGGであったり今であればショートの一球などがそうですよね。
そんな中でも、まれにこのように他のポジションという場面が出てきます。そこが行きたかったポジションであったりそうでない場合もあると思いますが、もしもやりたかったポジションであったらそのチャンスを最大限にアピールして欲しいですし、したいポジションでなかったとしても、このポジションってこんな場所なんだなって、いろいろ吸収してほしいとおもいます。

一度練習試合でさっちゃんを休ませるために一球を投手に上げたことがありましたが最後はヘロヘロになって一球が口にしたのは「ピッチャーがこんなに大変だと思わなかった・・・」でした。まさにそれがそうで、外野の人は内野の中継での動き、ゲッツーでの動きなどプレイ以外にも常に機転を生かし続けることに驚くと思いますし、内野の人は外野に行けば、いかに一瞬の一歩が捕球地点への距離を変えてしまうか、外野への打球の落下地点を打者が打ったその瞬間に見極めることがどれだけ難しいかを知ることになります。

いつもと違うポジションでたまに守る機会があればこういった事を全身で感じて欲しいと思います。確かに本格的にセカンドポジションとして考える練習もありますが、そうでないときはプレーがうまくできた上手くいかなかったよりも、そのポジションの大変さを身にやきつけて、また自分のポジションに戻った時の糧にしてください。きっとその時に、「相手の事」を考えるはずです。「あそこではこうだったから、このように投げてあげよう、声をもっと出そう」などなど、きっと考えるはずです。

いつも当たり前に受けているノック一本だって、自分が受けている間に誰かはノックを受けずにその一球をノッカーとして打ってくれているのです。それはとても大事な一球です。ノッカーがノックを受けれない分もありがたく大事に意味あるⅠ守備機会にしなくていけません。

人間、仕事場でもプライベートでも、どうしても独りよがりになりがちですが、たまにそっと視点を変えたりすれば、いろいろな人に支えられている自分に気づきます。それは野球も同じです。隣の芝生は青く見えますがどのポジションも大変です。それは野球を越えて相手やチーム全体を色々な角度からきっちり見れるようになれればきっと何かもっとも新しい自分も見つけれるのではないでしょうか。

[embedyt]https://youtu.be/0cIlgMrToAs[/embedyt]