中継プレーで心をノックする

2019年3月3日 試合

春うららの暖かい陽気の元、黒土の美しい松島グランドで練習を行いました。
練習内容はこんな感じです。2時間という事もあって休憩なしのぶっ通し練習となりました。

体操
クマさん体操
キャッチボール
内野ノック
外野ノック
試合形式シート
シートノック

先週の惜敗あっての練習という事でかなり内容の詰まったものとなり、特に外野ノックと最後のシートノックは意味あるものでした。

個人的に野球の中継プレーはとてもチームに必要なプレーと感じます。中継プレーはいつもあるプレーではなく、突如必要となるプレーで関係する全選手に「とっさの判断」が求められます。しかもその判断の答えは幾通りもあり、それをとっさに全員で共有し、更には高い精度も同時に求められて結果を出さなくてはいけません。これは本当に難しい動作です。

野球は内容的にいえば”無酸素運動”です。投手は一球一球投げて打者も毎回仕切り直す、回も一回ずつ別れている。サッカーとはまるで真逆の競技ですが、この中継に至ってはまさにサッカーのごとく意思の瞬間的疎通が求められるので野球人にとっては難しい動きに入ると思います。更に言えば草野球ですからなかなかランナーを毎回入れて出来るわけでもありませんので、その練習は難解なものになります。

当然技術の面でも今の大阪カープスにとっては失点を一つでも防ぐために大事な事ですが、それよりもこの練習をすることで「相手の事を考える」または「考えて野球をする」という能力を高めれます。
「今なぜそうしたの?」「どうすればよかったかな?」そういった言葉がこの練習には行きかいます。それがとっても大事なのです。

私は練習内で指示はあまりしません。ただ良く声をかける事があります。それは「今のは何でそうしたん?」です。
そのプレーに本人はどういった意味があってしたのか、それをまず知りたいと感じます。そこから本人はこう思っていると意見が出て、次に経験者に「ここはどういった動きが多いの?」と聞きます。順番がが逆の時もありますが、こうやって意見を出し合った先に、「ではどうしたらいいか」その道筋が出てきます。

一つのプレーにたいして皆で意見を出し合う事でお互いを深く知ることができます、そのプレーが記憶に残っています。もうこれだけでも100本無言のノックするよりも練習の質が高くなります。

何度も言いますが大阪カープスは強いチームではありません、能力的にも人間的にもパーフェクトに全て揃っているメンバーは一人もいません。だからこそ一生懸命しなくてはいけないことがあります。だからこそやりがいがあります。だからこそ楽しいのです。
全員がパーフェクトであれば、当然監督はいらないでしょうし、しいては成長もないチームで同じことだけをするのであればそれはそんなに面白いものではないでしょう。

難しい、苦しい、上手くいかないからこそ、一生懸命練習して上手くなれる伸びしろがあるからこそ楽しいと私は感じます。
今チームは色々浮足立っています。色々変革時期です、とってもしっくりきません。でもだからこそその答えを一生懸命探して、またひとつづつ結果が出れる楽しみがあります。
模索中は本当に答えなんてこの先にあるのかな、この道であっているのかな、そんな疑問ばかりが出ます。そしてその歩む先がいつも正解とは限りません。時には間違っていてまた少し戻らなくてはいけないときも沢山あります。
でもその歩いた道に間違った道は何一つなく、その一歩一歩は全ていつか答えにたどり着くために必要な一歩なのです。

それぞれの各ポジションで技術面、メンタル面で色々思うことはあるでしょう、私だって常にあります。でも自分が選んだ草野球の道。そこに嘘だけはつかず、一歩一歩歩いていきましょう。そしてそれはあなただけはないのです、同じユニフォームを着たみんなが傍にいます。
それが大阪カープス、漢の道。
試合の写真は大阪カープス公式フェイスブックページにたくさん掲載してありますので気になる方は見てくださいね

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