灼熱! 極限! 地獄の大阪草野球リーグ スマセレ戦

2019年8月4日 試合

目の前が白くなるような異常を超える暑さの中、大阪草野球リーグマセレクローバーズとの後半戦が行われました。
試合内容はこの記事の下部に設置した動画でご覧ください。
本日はいつものような試合の内容よりも、少し記事を書きたいと思います。

上記しました通り、私の野球人生でも3本の指に入るような異常な熱さでした。どうやら大阪はこの日37℃だったようですが、体感では40度を越えていた気がします。
この異常気象の中、集まった精鋭はキャントクを含めて12人というまさにぎりぎりのメンバー数で、何とか持ってくれよ、そんな思いで試合は始まりました。

しかし始まるや否や思いのほかこの気温は選手たちを打ちのめし、植ちゃんが二回の守備時に異常を訴え途中交代、急遽大ちゃんがサードに入り、サードのマーさんがショートに入りました。
そしてその2回の守備終了時に柴やんも限界を感じ交代し、2回の時点で控え選手を使い果たす緊急スクランブル状態となりました。
灼熱の中でも強豪スマセレの攻撃はやはり強烈で2時間のうちほとんどが守備となり、体力はさらに低下。全員が暇さえあれば膝に手を置くという姿と変わっていきます。

投げては東京から久し振りの参戦となった今さんが打ち込まれながらも粘投を見せるも4回でノックアウト、限界投球でボロボロの中そのままセカンドへ入り、急遽2回からショートに入ったマーさんがなんと5回から継投しました。
実は継投はもう限界だろうと本当にキャントクが自分自身と考えていましたが、ベンチで「マーさんいけますか?」と聞くと満面の笑みで「いきますよ~~!」と元気いっぱいの返事をくれて驚きました。

この暑さで急遽入ったショートで本当はもう体力はギリギリ、省エネ投法で良いからとにかく7回試合成立まで頑張って!と思っていたら、初球から全力投球を見せるマーさん。本当にすごい選手です。この極限状態でも一切手を抜かず、そのまま全力投球を7回まで続けました。

ただ、この日一番しんどかったのは誰が見ても7回を一人で守り抜いたキャッチャー一球です。殆どが守備の時間で、防具を付けてしゃがんだままのキャッチャーは最も過酷なポジションです。それでも一人で守り抜き、一球の凄いところは回を追うごとに声が大きくなって行く事です。更に彼は疲れがたまってきた後半2打席でヒットを放っています。土壇場窮地で人の本性は見えると言いますが、まさにそこで輝ける選手です。

この様にこの日は立っているだけでも倒れるような気温の中で2時間野球をし、更には守備時間が非常に長く限界の中での試合となりました。
全員うつろな目で疲れ切り、いつ倒れてもおかしくない状況下でも、「もうメンバーはいない、俺たちでやり切るしかない!」その強い思い一つで繋がっていました。それはもうほつれた糸のようにギリギリの状態でしたが、それはとても強く頑丈で最後の一瞬迄切れることはありませんでした。

植ちゃん、柴やんは早期に離脱してしまいましたが、その部分が無ければ他の選手が持たなかったかも知れませんし、本当に東京から参戦の今さんを含め、この日集まった12人ぴったりがいなけれこの試合は成立することはできませんでした。本当によく頑張りました、
最近の大阪カープスの試合はこのように、勝敗とは別で何かチームワークの根幹を形成しているような大事な時間を毎回迎えていると思います。私はその中で野球というスポーツの本来あるべき一つの姿をかいま見ています。勝利を目指す姿も野球ではありますが、このように心ひとつにし、何かを成し遂げる事、それも野球の素晴らしい一面と感じます。

限界状態でメンバーを想う、しんどいところで元気を見せる、しんどいけどひょうひょうと野球を続ける、など、本当に全員が一つになった大事な試合となりました。
そして植ちゃんダウン時にはすかさずスマセレの代表様が氷袋を持ってきてくださりました、本当にありがとうございます。野球が出来る体があり、野球ができる生活環境があり、野球ができる友がいて、野球ができる道具がある、野球ができるグランドがあり、試合を出来る相手がいる。全てが当たり前ではなく特別で、それは感謝の上に成り立ちます。

これからもこの当たり前で一番忘れやすい事を、何度も思い返して、進んでいきましょう。
それが大阪カープス、漢の道。[embedyt]https://youtu.be/fgW_TTBJSKs[/embedyt]