大阪カープス結成4年間の総括MVPはヒロキ選手

11月も気づけば最後の練習となりました。はじめは震えるような寒さでしたが、練習が始まるとなると一転、暖かい太陽が終始顔を出し、秋晴れの気持ちい天候での練習となりました。
はじめは軽いノックから始まり、その後は来年へ向けこの日もバッティング練習をふんだんに盛り込みました。フリーバッティングからロングティーと練習を行いました。
ロングティーはほぼ全員が2パック100球近くを行い、ヘロヘロの中最後はキャントクの締めノックで練習を終えました。寒いどころか全員汗だくで来週のハリケーンボトムズ戦を迎えます。久々となる対戦!今から楽しみです。
試合後は一球プロデュースの忘年会が行われました。皆ワイワイベテランも新人も混ざって大いに盛り上がりました。
その中で大阪カープス結成以来からの4年間を総括したMVP発表が行われ、見事ヒロキ選手が選ばれました。
ヒロキは身体能力がチームでもトップクラスで高く、入団当初からすぐに活躍を始めましたが、身体能力が高い分、その力に頼ってしまって精度が不安定という出だしでしたが、少しづつその部分に向き合い努力した結果今では大阪カープスの歴史にのこる名センターに成長しました。
粗削りだったバッティングも昨年あたりから開花し始め、不動の一番バッターになり、チームの勝利に大きく貢献してくれています。
もともと身体能力が高い選手というのはどんなスポーツでも伸びにくい印象があります。そういった選手は一様に初期印象は良いが、結局その自分の力にかまけて初期能力から成長しないといった感じですが、ヒロキは実直にそこに向き合った結果、身体能力の高さと努力が掛け算になり、非常に伸びた稀な選手と言えるでしょう。
そして何よりもキャントクがヒロキを選んだのには別の理由もあります。
キャントクは以前の自分で作ったチームでも大阪カープスで唱えてることと一緒の事をずっと伝えてきました。それは本当に今と全く同じ、相手を想いましょう、下手くそは努力しましょう、という事です。
しかしその想いはそのチームではやがて異端とされました。
チームを離れもう野球なんかいいや、と思いつつも一人だけついてきてくれた選手を中心にもう一度だけその想いを紡いでいってみようと大阪カープスは発足されました。
その後以前のチームからも私の考えに最後まで同じ方向を向いていたメンバーも大阪カープスに集いチームは始まりました。(このメンバー達は私が抜けたチームを何とかきゃんとくの意思をもう一度チームに取り戻すので、またそうなったら帰ってきて欲しいとチームに残り尽力してくれて、大阪カープスへは少したってから合流となりました。植ちゃんを筆頭にしっさん、張さん、ニッシー)
そして新しく発足した中で新メンバーも集まり始めて、2人目にヒロキが入ってきました。つまりは大阪カープスとしては初めての新人選手となります。つまりキャントクイズムを初めて大阪カープスで受ける選手となりました。
他の選手は以前のチームからの4年近くキャントクイズムに同じ方向を向いてくれていたため、当然その方向性に同じ方向を向いてくれていますが、ヒロキはこれからのその方針をどう受け入れるか、それは未知数でした。
やがて一緒に練習し、時には一緒にポッドキャストをとったり、飲み会で話したりするうちに、ヒロキにもキャントクも似た境遇を乗り越えてきた経緯があると分かりました。そしてその経験が大阪カープスでの方針への大きな理解へとつながっていました。
これが全ての始まりの一つで。
大阪カープスとして初めの選手が大阪カープスの方針に合致してくれた背中はその後の日次々と増えていく選手たちの背中になりました。つまりは今の大阪カープスの結束力にはヒロキという選手の入団は大きなきっかけになった事は確かです。
そしてなによりもキャントク自身の完全に折れた心をヒロキの理解や今日までの頑張りや成長がもう一度戻してくれました。
これらを含めて大阪カープス4年間の総決算MVPはヒロキとしました。
今後は野球以外の新たなミッションがヒロキを待ち構えますが、今日までの頑張りを見ていたらそれもきっと乗り越え、良い父ちゃんになるでしょう!そしてまた落ち着いたりたまにOKが出たらいつでも参加してください。
今までもありがとう!そしてこれからもよろしく!
そして今回も盾の製作は123トロフィーさんにお願いいたしました。毎度毎度無理を言ってびりびりの製作期間でお願いしたにもかかわらず丁寧なご連絡などしていただき本当にありがとうございました!
最後にヒロキに授与された盾の写真を一挙掲載。
[embedyt]https://youtu.be/gD_V2JdT-ZI[/embedyt]